芝居に対して未練があった?
そして同じころ、写真誌「FLASH」(8月29日発売)で沢尻の新恋人の存在が報じられた。記事によると、この新恋人は芸能界復帰については「本人に聞いてください」としつつ、沢尻自身のことは「エリカはだいぶ変化したと思います。過去に大きなこともあって、それから色々、自分のなかで気づいたことがあったと思います」と話したという。
「ほぼ同棲状態とされる彼氏から『変化したと思う』という話が出て、風向きが変わったように思います。出演したYouTubeのコメント欄を見ても『唯一無二の女優だからとっとと復活してくれ』など、ポジティブな復帰を望む声が目立っていました。世間的には、禊は済んだと思っている人も少なくないのでしょう。エイベックス側も今が絶好のタイミングだと踏んで、復帰を発表したのかもしれません」(同)
一方で、初公判では引退を明言していたにもかかわらず、このタイミングで復帰に至ったのはなぜなのか。
逮捕される直前に放送された「ボクらの時代」(フジテレビ系、19年9月22日放送)に小栗旬と出演した際、2人が撮影現場で自分たちは芝居がうまいわけではないが芝居が好きと、盛り上がっていたことが明かされていた。さらに、沢尻は「好きという原動力は何にも変えられないものだから、これは自分の誇れるところ。うまくないけど好き」と告白。そんな発言からは、芝居に対する熱量がうかがえ、そこまで大好きなものを手放すことはできなかったのかもしれない。