「安倍元首相の国葬に参列した佳子さまがお召しになっていたのは、首元が詰まったラウンドネックのワンピースルック。ウエストに切り替えがあり、スカートにはタックが入っていて、Aラインまでの広がりはないのですが、ふんわりと上品に広がるラインがきれいなものでした」(皇室記者)
この装いに、大手企業のマナーコンサルティングを長年務めるマナーコンサルタント講師の西出ひろ子さんがまず注目したのは、かわいらしさのある喪服だけではない。こう説明する。
「一般的に、私たちが喪服というと白いパールを身に着ける印象がありますが、国葬での佳子さまは、ジェットという黒玉(こくぎょく)のネックレスを着けられていました。佳子さまだけではなく皇室の方々はみなさんジェットでした。イヤリングとネックレスはセットで身に着けるものなので、佳子さまも当然両方きちんと着けていらっしゃいましたね」