神田愛花
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 ニホンモニター株式会社が発表した「2023上半期タレント番組出演本数ランキング」の「2023上半期ブレイクタレント」で、元NHKアナウンサーの神田愛花が1位だった。前年の上半期と比べて出演番組が165本も増えて、堂々のトップに輝いた。

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 神田は1月に始まったフジテレビの昼の帯番組『ぽかぽか』でハライチと共にMCを務めている。この番組を軸にして数多くのバラエティ番組に出演している。

 神田がブレークする大きなきっかけになったのは、2022年6月放送の特番『まっちゃんねる』の大喜利企画「IPPON女子グランプリ」に出演したことである。大喜利の達人として知られる渋谷凪咲、大喜利専門のYouTubeチャンネルを持つほどの大喜利好きである滝沢カレンなどの実力者たちと並んで、神田は大喜利の真剣勝負に挑んだ。

 しかし、神田の回答はことごとく意味不明で、そもそもお題の趣旨に沿っていないものばかり。それも、わざと外している感じはなく、観客の反応の悪さに本人の方が驚いている。真剣な表情、真剣なトーンで、支離滅裂な答えを次々に繰り出す神田は、視聴者や別室で見守る審査員の芸人たちの度肝を抜いた。

 ここでの活躍が認められて、神田に対する業界内の注目度が上がった。そして、ついに『ぽかぽか』という帯番組のMCに抜擢されるまでになった。神田がここまで重宝されている理由は、彼女のキャラクターがありそうでなかった斬新なものだからだ。

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バラエティ番組は戦場