壇蜜
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 7月5日に放送された「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)で、体調不良による休養から3カ月ぶりに番組復帰した、俳優でタレントの壇蜜(42)。番組では休養した理由について説明。1~2年ほど前に祖母が亡くなり、ペットも相次いで不幸があり、眠れない食べられない状態が続き、今年の春くらいから一気に調子が悪くなってしまったという。一方、現在は回復傾向にあり「少しずつ復帰して、お仕事と人とのつながり、大事にしていこうかなって思います」と話した。

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 29歳でグラビアアイドルとしてデビューした壇蜜。“愛人キャラ”でブレークし、現在は俳優としても活躍している。物憂げな表情が多いことから、幸が薄そうというタレントイメージを持つ人もいるだろう。ただ、実際に不幸な出来事が重なったところを見ると、最近は、もはや“薄幸”はキャラとは言えない状況だったのかもしれない。

「壇蜜さんの場合、過去の恋愛トークが強烈なので、そのイメージに引っ張られている部分もあります。昨年8月放送のラジオでは、かつて付き合っていた男性から10cmほどの分厚い辞典で殴られたことがあると告白。さらに交際相手に求める条件としては『殴らない、怒鳴らない、無理な借金をしていない』を挙げていました。また、『自分より年収が高い人となんか絶対結婚できない』と、独身時代に出演したバラエティー番組で断言。たいていお金を稼ぐ人は仕事のデキる人なので、そんな人の配偶者に自分は向いてない人間だと分析していました。自身の好きなタイプとしては、壁を見つめて『俺はもうダメだ』とか言っている人だとか。そんなエピソードから、リアルでも不幸なイメージがついてしまったのかもしれません。ただ2019年に漫画家・清野とおる氏と結婚したことで少しその印象は和らいだとは思います」(テレビ情報誌の編集者)

 一方で、自ら苦労する道へ進む習性もあるようだ。「婦人公論.jp」(20年12月9日配信)では、「私はきっと職業的ド変態」と明かしていた壇蜜。人が嫌がることをあえて仕事にしたいという願望があり、苦しいことや誰かに後ろ指をさされることがあったとしても、お金が入ってくるのだから良しとするかと、割り切れるのだという。また、「この職業的変態性みたいなものが生きていく上で最大の強みだったのではないか」と、自己分析をしている。

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就職活動に失敗しホステスに