一方、前出の広木さんは、日本電信電話が「日本を代表するハイテクの会社」として注目する。今後はAI(人工知能)普及をにらみ、さらなる成長に期待する。NTTは6月末の1株を7月から25分割した。株価はこの発表を好感して上昇している。
 広木さんはまた、大手銀行にも妙味が出てくるとみている。お金を借りてでも投資しようとする動きが広がりそうだからだ。具体的には3メガの三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループだ。

 著名な投資家のウォーレン・バフェット氏が日本の商社に投資をして話題なったが、広木さんも大手商社に関心を向ける。

 さらに、広木さんは、日経平均高配当株50指数連動型上場投信や野村日本株高配当70指数連動型上場投信なども、個人投資家が投資しやすいと話す。

 夏のボーナスを運用してみたい人は、市場の専門家の見方を参考にしていただきたい。

(浅井秀樹)

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