雛里美和
芸能評論家の三杉武氏はインリンの今後についてこう述べる。
「インリンさんはデビュー当初から女性の自立をテーマに掲げて、グラビアや写真集などではセクシーさをアピールする一方、男性にこびない強さも表現していました。そういう意味では時代を先取りしていた感もあります。また、参戦していた『ハッスル』のリングではドSなキャラやむちを使ったムーブ、M字開脚ポーズでのフォール技などで会場を盛り上げ、数多くのレスラーたちと名勝負を繰り広げ、プロレスファンからも高く評価されました。その裏には彼女の高いプロ意識があります。近年は台湾を拠点に情報発信をしていますが、若いころと変わらぬ美貌やスタイルを披露しており、ヒップと脚のエクササイズを紹介した動画は65万回再生を記録しました。昨年9月には『上田と女が吠える夜 2時間SP』に出演し、久々に地上波に登場して、かつてのグラドル仲間と旧交を温めていました。今後は日本でも活躍が見られるのではないでしょうか」
エッジの利いた存在感で、日本のグラビア界に一石を投じることができるか。注目したい。
（雛里美和）
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雛里美和
ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント（イベンター）を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。
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