芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。
「広末さんは独身時代から数々の男性と浮名を流して“恋多き女”として名をはせていました。2014年には、網タイツとピンヒール姿で佐藤健さんの自宅を訪れる姿を女性誌に撮られたこともありました。ただ、あの時は他の芸能人に比べるとそこまで仕事で大きなダメージを受けた印象はありません。実際、その後に『ベストマザー賞』まで獲得したくらいですからね。しかし今回は、かなり様相が違った。事務所が早々におわびのコメントを出したあたりから、出演するキリンビール『本麒麟』のCM動画が公式サイトから削除されたり、主演映画の撮影が延期されたりするなど、仕事への影響が出始めました。14年に不倫疑惑が伝えられた時とは明らかに周囲の対応が異なることからも、報道の真実性が高かったことがうかがえます」
今回の不倫騒動については、夫でキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)もイベントで言及した。
6月11日、ジュン氏は福島県二本松市の龍泉寺で行われた東日本大震災の復興支援活動に参加していた。震災の月命日にキャンドルをともすイベント「CANDLE 11th」を開いたジュン氏は、プロデューサーとしてあいさつに立つと「プライベートなことで世間をお騒がせしてしまって、申し訳ございません」と自ら切り出した。そして「自分自身の家族は今、大変なことになってます。しっかりとこの後、けじめをつけますので皆さんお楽しみに」と意味深なコメントをした。
さらに、19歳の長男について、「彼は今、小さい子たちの面倒を見ていて大変なのに、福島の人たちに対して気遣いのできる格好いい長男になってくれました」と、長男が12歳の次男と7歳の長女の世話をしているという“家族の内情”まで暴露したのだ。
家族からも厳しい声が上がる背景について、前出の芸能記者はこう語る。
「夫婦仲が冷めていたという話は聞きませんが、広末さんはかなり強い香水をつけてピンヒールをはいて、高級寿司店やバーに“1人飲み”する姿は、週刊誌にキャッチされていたようです。ただ、ジュン氏は仕事がら家を空けることも多く、広末さんのそうした“息抜き”には寛容な態度だったのでしょう。それだけに、今回は裏切られたという思いも強かったのかもしれません。今回の不倫は、広末さんも鳥羽氏も“火遊び”という感じではなく、かなり本気度が高かったという話もあります。広末さんのメッセージでは、夫に許してもらったという直接的な記述はありませんでした。今後、家族がどうなるかは予断を許さない状況だと思います」
広末が夫をから受ける“けじめ”とは果たして……。
(立花茂)