メンバーの相次ぐ兵役ラッシュがはじまった韓国アイドルグループのBTS。昨年12月にグループの最年長者であるJINに続き、今年4月18日にJ－HOPEが入隊し、グループは活動休止に入った。BTSの陰に隠れていたボーイズグループにとってはトップを狙うチャンスが到来したが、いまの韓国アイドル界ではボーイズグループの居場所がない。「ガールズグループ戦国時代」が展開されているからだ。
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ガールズグループのなかでトップを走っているのがBLACKPINK。昨年10月からはじまった18都市、26回のワールドツアーで1045億7800万ウォン（約104億円）以上の収益をあげたという。ワールドツアーは日本でも行われたが、4月8～9日の東京ドームコンサートで11万人の入場者を記録した。
今後、6月の大阪（京セラドーム）、8月にアメリカのニュージャージー、ラスベガス、ロサンゼルスなどでのコンサートがつづく。6月現在、今年だけで19もの公演が控えている。その集客力はとどまるところを知らず、BTSの次はBLACKPINK……と韓国内ではささやかれている。
バイデン大統領の妻、ジル・バイデン氏も、4月にホワイトハウスで開催された米韓首脳会談に先立ち、BLACKPINKとレディー・ガガの共演を提案している。BLACKPINKの世界的知名度は認めざるを得ない。
BLACKPINKがワールドツアーに走りまわるなか、韓国内ではガールズグループの2位争奪戦が激しい。
日韓両国で人気のLE SSERAFIM（ル・セラフィム）、韓国の女子アイドルで最もビジュアル力が高いと評されている張員瑛（チャン・ウォニョン）のいるIVE（アイブ）、韓国最大の芸能事務所、SMエンターテインメント所属のAespa（エスパ）、大手芸能事務所、JYPエンターテインメントに所属しCMやバラエティ番組でよく見かけるITZY（イッジ）。
