2023年12月までにつみたてNISA口座を解説し、投資信託などを買えば2042年まで非課税で保有できる。この非課税枠は2024年からの新しいNISAとは「別枠」でもらえる!
2023年12月までにつみたてNISA口座を解説し、投資信託などを買えば2042年まで非課税で保有できる。この非課税枠は2024年からの新しいNISAとは「別枠」でもらえる!

 運用益が非課税にならないが、「特定口座の源泉徴収あり」なら、証券会社が投資の利益から自動的に税金を差し引いて納税してくれるので、自分で確定申告する必要がない。

 つみたてNISA「だけ」をやるなら主要ネット証券(SBI証券楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券)のどれを選んでもサービスに変わりない。

「ネット証券で口座を開くときはパソコンではなくスマートフォン経由がラクです。カメラの撮影機能による本人確認、マイナンバーカードや本人証明書類(運転免許証など)の送付もできます」

 つみたてNISA口座の開設には、他の金融機関ですでにNISA口座を開設していないかなどを税務署が審査するのに通常1~2週間かかる。楽天証券の場合、税務署の審査結果を待たずにログインできる。毎月買っていく投信の設定は最短で当日から行える。

 あとは毎月定額で投資をしていくだけ。「全世界株式」や「S&P500」「全米株式」などのインデックス型投信がよさそうだ。

 つみたてNISAは年間最大40万円まで投資できる。

「1月からはじめたなら、毎月のつみたて上限額は3万3333円です。楽天証券もそうですが、ネット証券の大半は年の途中からはじめた人のために増額設定を提供しています。

 たとえば7月につみたてを開始するなら12月までは6カ月。増額分を含めて毎月6万6666円と金額を指定すると、合計で39万9996円の投資ができるようになります。

 ネット証券なら1円単位まで指定できるんですよ。ボーナス月などの増額設定もいいですね。7~11月は毎月3万円、12月だけ25万円といった設定にすることも可能です」

 つみたてNISAで買う投信の代金をクレジットカード(以下、クレカ)で決済すると、ポイント還元されるネット証券もある。楽天証券はクレカつみたてを日本ではじめて実施した証券会社。

 主要ネット証券ではSBI証券、マネックス証券、auカブコム証券が楽天証券の後を追い、クレカつみたてに対応した。

 クレカを使うのが面倒なら、普段使っている銀行口座からの引き落としでもOK。

暮らしとモノ班 for promotion
大人のリカちゃん遊び「リカ活」が人気!ついにポージング自由自在なモデルも
次のページ
つみたてNISAの非課税期間終了後はどうなる?