とっておきのコレクション写真を共有できるアプリ「Showcase」
<br />(アライドアーキテクツ株式会社提供)
とっておきのコレクション写真を共有できるアプリ「Showcase」
(アライドアーキテクツ株式会社提供)
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 フィギュアやミニカーから飲み物や菓子のおまけまで、自分で集めているもの、または自然と手元に集まるものはないだろうか。そんな自分のコレクションを公開したり、他のコレクターたちの趣味の世界を楽しめたりするスマートフォン向けアプリが登場した。

 SNSを活用したマーケティングなどに取り組むアライドアーキテクツ(東京都渋谷区)は、コレクションに特化した写真共有アプリ「Showcase」(iOS向け、無料)を開発し、2015年1月14日から提供を始めた。

 このアプリは、収集した品物の写真を撮影し、それらの写真を見やすくレイアウトした一覧画面(アルバム)が作れるというもの。作ったアルバムを公開すれば、共通の趣味を持った人とのコミュニケーションツールにもなる。

 やり方は、画面上でブロックをスワイプして写真を表示する場所やスペースを決め、その場で撮影するか、保存された写真の中から選んでアルバムに飾っていく。写真の枚数(1~35枚)やスペースは自由に決められるため、各写真の大きさにメリハリをつけるなど、個性的にデザインできる。

 コレクションを撮影する際のフィルター機能も充実している。セピア調やインスタントカメラでの撮影風、一部の色合いを変える、といった具合に、アイテムに合わせて写真を加工できる。

 また、ユーザーのプロフィールやタイムラインなどではなく、あくまでもアルバムに保存したコレクション品を軸に交流できるのも特徴だ。「#figure」、「#ポスター」といった、作成したアルバムに付けたタグを介して、共通の趣味を持つユーザー同士で交流することができる。タグ検索で興味を引かれるコレクションのアルバムを探し出し、「COOL!」ボタンを押したり、コメントを残して情報を交換したりすれば、趣味の世界が広がりそうだ。

 同社によると、日本のポップカルチャーが海外からも注目されていることを考慮し、国内外のユーザー同士でコミュニケーションを楽しめるように、簡単な英語が分かれば利用できるシンプルな構造にしたという。

 自分のコレクションの良さを共有できる仲間がほしい、他の人がどんなものを集めているのかが気になる、という人にお薦めしたいこのアプリ。他のユーザーのアルバムを眺めているだけでも楽しそうだ。日常生活での癒やしも兼ねて、趣味の世界にどっぷり浸かってみてはいかがだろうか。

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