<悪のカリスマ>ジョーカーの恋人として『スーサイド・スクワッド』(2016)で大ブームを巻き起こした人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公にした最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が、2020年3月20日より全国公開を迎える。
ハーレイを演じるのは、『スキャンダル』で【第77回ゴールデン・グローブ賞】と【第92回アカデミー賞】で<助演女優賞>にノミネートされたマーゴット・ロビーだ。数々の話題作に引っ張りだこのマーゴットはクレイジーでキュートな“悪カワ”ヒロインが主人公の本作にプロデューサーとしても名を連ねているが、この度、本作の誕生秘話を明かしてくれた。
マーゴットは、「この作品を制作する上で、間違いなく自分勝手な理由があるわ! 私はこのキャラクターと世界が大好きなの!」と、自身が演じたハーレイ・クインとその世界観への強烈な愛があったことを語りながら、「私はこのキャラクターの全てを表現できたと感じていなかったの。『まだこれで終わることはできない。もっとたくさん出来ることがあるし、見せられることがある』と感じていたの。彼女を諦める心の準備が出来ていなかったのね」と、『スーサイド・スクワッド』での不完全燃焼がそこにあったことを明らかにした。
自信の演じたキャラクターへの愛情、そしてそのキャラクターをより掘り下げたいという想いで、新作を一本制作してしまうマーゴットに恐れ入るが、同時に彼女のプロデューサーとしての力量も伺える。彼女が主演した『アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)に引き続き、マーゴットと共に制作に携わるブライアン・アンケレスは「これは彼女のアイディアだった。そして彼女は脚本家を探し、ワーナーに売込みをかけた。3~4年この映画に携わり、実際に撮影が近づくと、クルーを雇うことに関わり、キャスティングの場にもいた。同時にハーレイになる準備もしていたから、それはとても大変なことだと思う。彼女がどうやってこなせたのかが正直分からないくらいだよ」と、マーゴットの人並外れた行動力とバイタリティを絶賛している。
ジョーカーとの別れにより束縛から解放されたハーレイは、街中の悪党たちから恨みを買うなか、謎のダイヤを巡って、裏社会を牛耳る残忍で極悪なブラックマスク(ユアン・マクレガー)と対峙することに。さらにクレイジーに進化したハーレイの前に現れた“極悪”ブラックマスクと、謎のダイヤを盗んだ少女をめぐる予測不能で危険度MAXのクレイジー・バトルは、一体どんなカオスな展開をみせるのか? 観る者を悪の世界に引きずりこむ『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』をお見逃しなく。
◎公開情報
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
2020年3月20日(金)より、全国公開
監督:キャシー・ヤン
キャスト:マーゴット・ロビー、ユアン・マクレガーほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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