ギリシャラブが、2ndアルバム『悪夢へようこそ!』を、2019年4月3日にリリースする。
昨年1月、ドレスコーズ・志磨遼平が監修するレーベル・JESUS RECORDSから初の新人アーティストとして、前作EP『(冬の)路上』をリリースしたギリシャラブ。今作『悪夢へようこそ!』も、同じくイエスレコードから発売となる。
また、4月からは、東名阪にて【『悪夢へようこそ!』発売記念ツアー】も開催される。
◎志磨遼平 コメント
京都のブライテスト・ホープ「ギリシャラブ」待望の2nd Albumをお届けいたします。
私、志磨遼平が監修する<イエスレコード>初の新人アーティストとして昨年1月にリリースしたEP『(冬の)路上』を経て、新メンバーと共に大きな音楽的転換を果たした彼らは、ディスコ・ポップ/ガレージ・サイケ/フレンチ・エレクトロからラップ~リーディングまで、すべての退廃的で美しいインディー・ミュージックの化合物のような傑作を完成させました。
それでもやはり特筆すべきは、ソングライティングを手がける天川くん(Vo.)の卓越した詩世界であります。まるでヨーロッパ映画のようにノワールで刹那的な彼のポエジーと肉感的な声こそがギリシャラブの比類なき魅力とも言えるでしょう。
昨年は東京でもレコ発公演もソールドアウトとなり、あわせてサブスクリプションが解禁された1st Album『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』も再生ランキングに浮上するなど、ますます人気が高まる彼らに負けじとぼくも頑張る所存であります。ギリシャラブの今後にどうぞご期待下さい。
イエスレコード代表 志磨遼平(ドレスコーズ/毛皮のマリーズ)
◎ギリシャラブ 天川悠雅 コメント
もしも闇がみたいなら、暗いところに行かなくっても、目を閉じればいい。
まぶたの裏には、どこまで行っても真っ暗闇の、広い世界がある。
それを空洞と呼んでもいい。無意識の大空洞。
ぼくはこのアルバムで、この「空洞」について歌うことにした。
このアルバムを聴いたって、大した教訓は得られないかもしれない。何かものを考えたい人は、『現代思想』でも読めばいい。
『悪夢へようこそ!』は、未来の街を、オートバイでぶっ飛ばしたあとに、砂浜で踊って、くたくたになったからだを夜の海に仰向けに浮かべる、そんなアルバムだから、そういう体験がしたければ、このアルバムを聴けばいい。
教訓ってほどでもないけれど、今、改めてこのアルバムを聴いてみて、わかったことがある。それは……。
形のないものは怖いってこと。
愛でも、幽霊でも。
ギリシャラブ 天川悠雅
◎リリース情報
アルバム『悪夢へようこそ!』
2019/04/03 RELEASE
<CD>JRSP-008 / 2,000円(tax out)
※タワーレコード初回予約特典:A2ポスター(先着400名限定特典)
【収録曲】
01. イントロダクション
02. ブエノスアイレス
03. 薔薇の洪水
04. 悪夢へようこそ
05. 空洞について
06. 幽体離脱
07. 愛の季節
08. おれは死体
09. 灼熱の炎
10. イントロダクション (Reprise)
◎ツアー情報
【『悪夢へようこそ!』発売記念ツアー】
▼2019年4月20日(土)<大阪編>心斎橋Pangea
出演:ギリシャラブ、波多野裕文(People In The Box)
▼2019年4月27日(土)<名古屋編>名古屋 CLUB ROCK ’N’ ROLL
出演:ギリシャラブ、TAMTAM、SaToA
▼2019年5月11日(土)<東京編(ワンマンLIVE)>新宿red cloth
出演:ギリシャラブ