21サヴェージ、米国移民局ICEにより逮捕 UK市民のため不法滞在の容疑
21サヴェージ、米国移民局ICEにより逮捕 UK市民のため不法滞在の容疑
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 ラッパーの21サヴェージが、アメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)により逮捕されたと米アトランタのWSB-TVが伝えている。

 21サヴェージことシャヤー・ビン・エイブラハム=ジョセフ(Shayaa Bin Abraham-Joseph)は、“標的型作戦”により2019年2月3日にアトランタで取り押さえられたと、ICEの広報担当者ブライアン・コックスは述べている。声明によると、21サヴェージは2005年にU.K.から米国に入国し、翌年にビザが切れたきり不法滞在しているU.K.市民であり、2014年にアトランタで麻薬がらみの罪で有罪判決を受けていた彼は、「連邦裁判所にて強制送還の審理が開始」されている。

 21サヴェージの弁護士Dina LaPoltは、「エイブラハム=ジョセフ氏の拘留を解いてもらえるよう懸命に取り組んでおり、誤解を解くために当局に協力している」とTMZにコメントしており、「エイブラハム=ジョセフ氏はこの国の、特にジョージア州アトランタの若者の手本となる人物であり、恵まれない若者の財務会計能力を育む地域の指導プログラムで積極的に活動している」と述べている。