園芸エッセイの名著といえば、カレル・チャペック『園芸家12カ月』。いとうせいこう『ボタニカル・ライフ』もおもしろかったな。 園芸家のエッセイの何がおもしろいかというと、それは四季があることだ。われわれが感じる四季などはしょせん雪が降ったとか、桜が咲いたとか、暑くてたまらんとか、その程度である。園芸家はちがう。園芸家は四季に対して能動的なのだ。 山崎ナオコーラ『太陽がもったいない』は、26歳…
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「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」 昨年売れた小説の“名言”
園芸エッセイの名著といえば、カレル・チャペック『園芸家12カ月』。いとうせいこう『ボタニカル・ライフ』もおもしろかったな。 園芸家のエッセイの何がおもしろいかというと、それは四季があることだ。われわれが感じる四季などはしょせん雪が降ったとか、桜が咲いたとか、暑くてたまらんとか、その程度である。園芸家はちがう。園芸家は四季に対して能動的なのだ。 山崎ナオコーラ『太陽がもったいない』は、26歳…
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