ジャスティン・ビーバー、新作アニメで声優に挑戦 神話のキューピッド役
ジャスティン・ビーバー、新作アニメで声優に挑戦 神話のキューピッド役

 ジャスティン・ビーバーが新作アニメで声優として主演することが発表された。ジャスティンが声を担当するのはローマ神話に登場する愛の神キューピッド(クピードー)役で、作品のエグゼクティブ・プロデューサーも務める。

 このアニメは米音楽業界の大物マネージャー、スクーター・ブラウンが、マーベル・スタジオ設立時の会長だったDavid Maiselと共に2018年3月に立ち上げたMythos Studiosという製作会社が手掛ける最初の作品となる。Mythos StudiosはAspen Comicsを50%所有している。

 ブラウンはYouTubeに動画を投稿していたジャスティンを見出して米国でプロ・デビューさせた、いわば恩人だ。彼は、「ジャスティンにこの企画を持ちかけた時、彼はすぐに参加できることを喜んだ。我々にとって幸運なことに、彼はキューピッドのように愛と茶目っ気についてちょっと詳しい」とコメントしている。2人は2011年のドキュメンタリー、『Justin Bieber: Never Say Never』も共同でプロデュースしている。

 一方、Maiselはマーベルで『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『インクレディブル・ハルク』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『マイティー・ソー』などの製作総指揮を手掛けた。彼は、「僕とスクーターはずっと神話が大好きだったから、ジャスティンと協力してキューピッドの素晴らしくて摩訶不思議な話を世界に伝えることに興奮している」とコメントした。