レディー・ガガ、トランプ米大統領のトランスジェンダー差別を批判
レディー・ガガ、トランプ米大統領のトランスジェンダー差別を批判
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 ドナルド・トランプ米大統領が2017年7月26日(現地時間)にトランスジェンダーの人たちが米軍で勤務することを禁止するとTwitterで突然発表したことを受け、レディー・ガガが早速批判の声を上げた。

 彼女は、「あなたが今送ったメッセージは、アメリカ国内や海外で勇敢に国のために尽くしている人々の命を危険にさらしました」と大統領のアカウントに向けてツイートした。さらに、「高校生、大学生、そして職を持つ若い人たちの少なくとも半数は精神的な問題について誰ともほとんど、または全く相談しないという研究結果があります」と綴り、アメリカの若者への悪影響を懸念した。

 「これらの若者の多くはトランスジェンダーで、あなたのメッセージが助長するものと全く同じタイプの社会的孤立やいじめに日々苦しめられています」と彼女は続け、「大統領、真面目に(聞きますが)、あなたが今日名指ししたグループの45%、18歳から24歳の間の人々がすでに自殺を試みていることをご存知ですか?」と、大統領への怒りをあらわにした。

 レディー・ガガの他にもサム・スミス、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデなども大統領の発表を非難している。


◎レディー・ガガによる投稿
https://twitter.com/ladygaga/status/890318373007052800
https://twitter.com/ladygaga/status/890320370259177473
https://twitter.com/ladygaga/status/890322935898140672
https://twitter.com/ladygaga/status/890325967595606017

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