Little Glee Monster、KANA-BOON、SILENT SIREN、Da-iCEが出演した【LOVE in Action Meeting (LIVE)】が、6月6日に東京国際フォーラム ホールAにて開催された。
【LOVE in Action Meeting (LIVE)】写真(全14枚)
今年で8回目となるこのイベントは、日本赤十字社が実施している若者への献血推進事業『LOVE in Action プロジェクト』の一環として行われた。主旨に賛同した豪華アーティストのパフォーマンスとメッセージで、会場の東京国際フォーラムに集まった4,602人の来場者は、献血の大切さについて考える一夜となった。
イベントのトップを飾った本イベント初登場のLittle Glee Monsterは、人気曲「Hop Step Jump!」を含む5曲を披露。メンバーが登場すると会場から歓声が沸き起こり、芹奈が「このイベントがきっかけで献血が16歳からできることを知りました。ファンの皆さんは私たちと同じ10代の方が多いので、私たちを通して献血の大切さや音楽の楽しさを伝えていきたいと思います!」と観客へ呼びかけると、持ち味であるダンサブルなリズムとカッコよさで会場を熱気に包みこんだ。4曲目の「SAY!!!」では、会場全体でタオルを回し、盛り上がりが最高潮になったところで、芹奈のアカペラが会場に響き渡り涙ぐむファンもいた。
続いて登場した【第10回日本高校ダンス部選手権 新人戦 LOVE in Action】特別賞を受賞した大阪府立摂津高等学校、豊川高等学校、千葉敬愛高等学校の学生たちは、高校生とは思えぬ圧倒的なダンスパフォーマンスを披露した。その後、レモンさんこと山本シュウと川田裕美のMC2人が、献血の大切さをクイズ形式で若者に呼びかけた。
続くライブアクトは、KANA-BOON。1曲目の「フルドライブ」で魅せた鮮烈なギターリフと、聴き手の心を一瞬にして鷲掴みにするキャッチーな楽曲で、この日もフロアを瞬く間に最高点へと導いていく。谷口鮪(Vo&Gt)が「優しさとか人のために何かすることが当たり前になったらといいなと、この歌をつくりました」と、平成29年『はたちの献血』キャンペーンソングに起用された「君を浮かべて」を初披露し、歌い終わると「緊張したわ~」と笑みをこぼしていた。
学生が参加する日本赤十字社のボランティア活動紹介の後、割れんばかりの歓声と共に登場したのは、今回3度目の出演となるSILENT SIREN。キーボードのゆかるんが「チェリボム」の振り付けを観客にレクチャーすると、曲のサビで観客が可愛い振りをメンバーと一緒に踊り、会場はサイサイの明るく元気なムードに包まれた。すぅ(Vo&Gt)は「毎回ライブに呼んで頂けて光栄です。頑張っている人を自分の少しの勇気で助けられると信じて、みんなで献血ができればいいなと思っています。私たちも音楽でみなさんを元気にしていきたいです!」と献血の重要性を、呼びかけた。
そして、2015年まで司会を務めた小林麻耶がシークレットゲストとして登場。ご自身の体験談として「私の妹も癌になり、輸血を受け、みなさんに助けていただきました。本当にあの輸血がなければ、妹はどうなっているかわかりません」と目に涙を浮かべて語った。続けて、「献血してくださった方がいらっしゃったおかげで、私の妹は命を繋 ぐ事ができました。献血にご協力いただき、本当にありがとうございます」と感謝の言葉と献血の必要性を訴えかけた。
ライブのトリを務めたのは、本イベントに3度目の出演となるDa-iCE。メンバーが登場した途端、黄色い歓声が上がり、「皆さん一人ひとりが献血に行って、多くの人を助け最高の絆の輪を広げていけたらな、という気持ちを込めてこの歌を唄います」と観客へ呼びかけると、「TWO AS ONE」を歌い上げた。最後には「LOVE in Action 最高!」という言葉で、メンバーと観客が一体となった。ライブを終えると、出演者全員がステージに上がり、「LOVE in Action!」の掛け声で、イベントを締めくくった。
◎イベント情報
無料ライブ【LOVE in Action Meeting (LIVE)】
2017年6月6日(火)東京国際フォーラム ホールA
出演者:KANA-BOON、Silent Siren、Da-iCE、Little Glee Monster
第10回 日本高校ダンス部選手権 新人戦 LOVE in Action 特別賞 受賞校
MC:山本シュウ(LOVE in Actionプロジェクトリーダー/ラジオDJ)、川田裕美
登壇者:小林麻耶