ジャズ・ミュージシャンのアル・ジャロウが76歳で死去
ジャズ・ミュージシャンのアル・ジャロウが76歳で死去
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 米ジャズ・シンガーのアル・ジャロウが現地時間2月12日に亡くなった。享年76歳だった。

 AP通信によると、ジャロウは最近極度の疲労の為にロサンゼルスの病院に入院した後に引退を発表したばかりだった。死因は明らかにされていないが、近年呼吸器系や循環器系の問題と闘っていたとTMZが報じている。

 ジャロウのウェブサイトに掲載された声明文には、「彼にとって音楽は人生において2番目に優先するものでした。3番目はありません。彼が何よりも1番に優先していたことは、困窮している人を癒し、慰めることでした。たとえそれが心の痛みであろうと、肉体的な不快感であろうと、他のどのような苦痛であろうと、彼は私たちの心を静め、安心させようとしました。笑顔のなかったところに、温かく、肯定的な笑顔を見ようとしました。歌は彼がそれを実現する為の手段に過ぎませんでした」と記載されている。

 【グラミー賞】を7回受賞しているジャロウの最大のヒット曲は1981年の「奏でる愛/We’re in This Love Together」。その他、代表曲として80年代の米TVシリーズ『こちらブルームーン探偵社』の主題歌「ムーンライティング」や、1985年のチャリティー・ソング『ウィ・アー・ザ・ワールド』にも参加している。