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今日(6日)、札幌管区気象台から北海道の1か月予報が発表されました。厳しい寒さとなっている北海道ですが、向こう1か月は、1週目の後半から寒気の影響を受けにくくなり、冬型の気圧配置は平年より弱いでしょう。そのため平均気温は高く、日本海側の降雪量も少なくなる見込みです。

1週目 雪まつり終了とともに寒気収束 急激に気温が上がる

北海道付近は、10日(月)にかけて上空の寒気が強く、日本海側では大雪に注意が必要です。記録的なドカ雪となった札幌でも再び大雪に見舞われる恐れがあります。開催中のさっぽろ雪まつりに訪れる際は、各交通機関の運行状況を確認するようにして下さい。太平洋側やオホーツク海側ではこの時期としては割合穏やかに経過しますが、日本海側も含めて気温は平年より低めとなります。

さっぽろ雪まつり最終日の11日(火)以降は、北海道上空の強い寒気は収束し、次第に暖気が流入する見込みです。高温に関する早期天候情報が発表され、12日(水)からは気温が急激に上がり、かなり高くなりそうです。日本海側も含めて雪の降る日は少なくなるものの、傾斜地での雪崩の危険性が大幅に高まります。平年より雪の少ない地域は多いですが、危険な場所には近づかないようにして下さい。

2週目以降 冬型の気圧配置は平年より弱い 気温は高め

2週目以降は冬型の気圧配置が平年より弱い見込みです。2週目は気圧の谷の影響を受ける日もあり、日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多いですが、降雪量は平年より少なくなりそうです。オホーツク海側や太平洋側でも、平年に比べて晴れの日が少ないでしょう。

3週目から4週目は、日本海側では平年に比べ曇りや雪の日が少なくなり、オホーツク海側や太平洋側では平年と同様に晴れの日が多くなる見込みです。

気温は2週目以降、平年より高めに経過するでしょう。