「ポチャかわ歌姫」として、日本でも大ブレイクした22歳のシンガー、メーガン・トレイナー。2014年夏にリリースしたデビュー曲「オール・アバウト・ザット・ベース」は、米ビルボード・ソング・チャートで8週の首位をマークし、同曲が収録されたデビュー作『タイトル』も、アルバム・チャートでNo.1デビューを果たし、今年2月に開催された【第58回グラミー賞】では、<最優秀新人賞>を受賞した。
その受賞から1か月経たないうちに新曲「NO(ノー)」がリリースされ、最高位3位をマークするスマッシュヒットを記録している。「ノー・ノー・ノー…」とリフレインするサビが印象的なポップチューンで、「オール・アバウト・ザット・ベース」に匹敵するインパクトを残した。その「NO(ノー)」が3曲目に収録される、メーガンの2ndアルバム『サンキュー』が、いよいよ海外で5月13日、国内盤は5月18日に発売される。
冒頭の「ウォッチ・ミー・ドゥ」からエンジン全開で、ファンキーにシャウトするメーガンが、これまで以上にパワフルだ。ポップやR&Bに留まらず、カントリー調の「ミー・トゥ」や、レゲエをべースにした「ベター」など、ジャンルも幅広く、メーガンお得意の“フレーズ連呼”が諸所に散りばめられていて、どの曲を聴いても頭にこびりつくようなインパクトがある。
ゲストには、人気ラッパーのヨーガッティや、マイアミ出身のポッチャリ系R&Bシンガー、ランチマネー・ルイスが参加している。プロデュースは、今をトキメく、 トゥエンティ・ワン・パイロッツやフィフス・ハーモニーを手掛けるリッキー・リードや、アリアナ・グランデのアルバム・トラックを手掛ける、トミー・ブラウン等が担当している。
予想以上の大ヒットに恵まれた「オール・アバウト・ザット・ベース」に、一発屋説も浮上したが、とんでもない。2ndシングル「リップス・アー・ムーヴィン」は最高位4位をマーク、ジョン・レジェンドとデュエットした「ライク・アイム・ゴナ・ルーズ・ユー」も続いて8位にランクイン。3曲連続のTOP10入りを果たし、スーパースター地位を確立した。そして、いよいよリリースされる2ndアルバム『サンキュー』で、メーガンは2作連続のアルバム首位を狙う。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
『サンキュー』
メーガン・トレイナー
2016/5/18 RELEASE
2,376円(tax incl.)