米ラッパーのアジーリア・バンクスが、大統領選の共和党候補者ドナルド・トランプへの支持を表明した。ハリウッド・リポーターが伝えている。5月7日午後、バンクスは「ホントにドナルド・トランプには選挙に勝って欲しい」とツイートしたのだ。
彼女はフォロワーたちに向け、自身の大統領選挙戦予想は正しかったとし、「言った通り、バーニー・サンダースは大したことなかったわ。指名獲得はできないと言ったでしょ」と述べた。
バンクスは一連のツイートの中でトランプと彼の率直な意見を擁護している。「トランプはおバカだけど、自分の組織の要求に従うよう調教されたり、プログラムされたりはしていないわ。トランプはアメリカを豊かにしたいだけ……私たち皆のためにね。そこがいいのよ」
また、ファンの1人が「トランプはあからさまな人種差別主義者だ」と反応すると、バンクスは彼の考え方を擁護し、自分も人種差別主義者だとした。
「私もよ!……(笑)。人種差別はこの国に染み付いてるわ。自分たちがいったい何者かということ」、「人種差別主義でないふりをして、公正になろうとするのは文化にとって良くない。検閲は退屈だわ」、「検閲なんてクズよ。そのせいで今じゃテレビも映画も退屈。もう誰も何も言えないのよ」などとツイートは続く。
また、なぜヒラリー・クリントンに投票しないのかというと、「ヒラリーは大統領になるよう調教されてきた。アジェンダをこなすよう作り上げられた組織のロボットのひとり」、「ヒラリーは、まるで子供かペットと話すように黒人に話しかけるの。ぜったいに我慢ならないわ」と説明している。
「アメリカ人で、“アメリカン・ドリーム”を認めているだけで、私たちは本質的に人種差別主義者なのよ」とツイートしている。