28日は5月としての記録的な高温は少し落ち着きますが、湿度が高くなり、今度は蒸し暑さが増すでしょう。
沿岸の地域は強風に注意 夜遅くは各地で雨 湿度高く蒸し暑い
【関東の天気(28日:火曜)】
きょう(28日:火曜)は西から延びる前線や湿った空気の影響を受ける見込みです。関東地方は雲の多い天気でしょう。午前5時現在、山沿いの一部で小雨がぱらついていますが、間もなくやむでしょう。日中は曇り空のまま経過する見込みです。南部の沿岸の地域を中心に南寄りの風が強く吹く見込みです。東京や横浜では平均的に風速8メートル前後、千葉では13メートル前後の風が予想されます。瞬間的にはさらに強い風が吹くこともあります。また、大きな川沿いやお堀沿い、池の周りなど、水辺では風が通りやすく、体で受ける風の感覚はさらに強く感じられるでしょう。高いビルが立ち並んでいる所も、ビル風の影響で、風が急に強まることもあります。自転車で移動の際などは強い風にあおられないようにご注意下さい。車の運転はハンドル操作に注意が必要です。なお、夜遅くになると、各地で雨が降り出すでしょう。時間が遅くなるにつれて、雨脚の強まる所もある見込みです。足元や車の運転に注意が必要です。この雨はあす(29日:水曜)の朝にかけて続くでしょう。
【関東の最高気温(28日:火曜)】
今朝、午前5時現在の各地の気温は平野部が22度前後、北部の山沿いが17度前後です。湿度は各地とも50%以上と高くなっています。きょう(28日:火曜)の最高気温は30度前後で、猛暑とまではいかないでしょう。ここ数日の極端な暑さは少し落ち着く見込みです。とはいっても、7月中旬から下旬並みの気温で、平年に比べると高い状況は続きます。また、きょうは湿気の多い空気に包まれるため、暑さの質が変わります。多くの人で混雑する所や風通しの悪い所などは特に蒸し暑く感じられるでしょう。高温の時だけでなく、高湿度の時も熱中症には注意が必要です。東京都心の最高気温は29度の予想で、5日ぶりに真夏日(日最高気温が30度以上)から解放されるでしょう。ただ、湿度は60%前後で経過する見込みです。