コールドプレイがパリの人々を追悼し、ジョン・レノンの名曲「イマジン」をアコースティックで披露した。彼らはロサンゼルスのBelasco Theatre公演のオープニングで1971年の名曲をカバー。同公演はフランス首都で起きたテロ攻撃を配慮し、縮小した形で行われた。
12月4日には7thアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』のリリースを控えるコールドプレイだが、TIDALとKROQ向けに予定していたライブ・ストリーミング配信を中止し、「スパークス」、「イエロー」、「アス・アゲインスト・ザ・ワールド」、「フィックス・ユー」などの古い曲を披露したようだ。バンドは同公演に向けてステートメントを出しており、「我々は古い曲による短いセットリストでやります。従って、会場を訪れてくれた方にとっても無駄にはならないでしょう。我々の愛と祈りをパリの人々へ贈ります」と述べていた。
イーグルス・オブ・デス・メタルがパフォーマンスするなか大虐殺が行われたバタクラン劇場をはじめ、11月13日にパリの様々な場所で起きた襲撃により少なくとも129人が亡くなったと伝えられている。
なお、先週末にはDavide Martello(34)とされる一人のピアニストがバタクラン劇場前から「イマジン」の感動的なピアノ演奏を届け、その様子を映した映像がネット上で急激に広まっていた。