モデルで女優の高橋メアリージュン(34)が9月20日スタートのドラマ「闇金ウシジマくん外伝闇金サイハラさん」(TBS系)で、主演を務めることが発表された。本作は山田孝之主演の実写版映画「闇金ウシジマくん」のスピンオフシリーズで、高橋は暴力と奇声で債務者たちを追い込み非道な取り立てを行ってきた女闇金・犀原茜役を演じる。
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「人気ドラマや映画シリーズのスピンオフ作品は多くありますが、高橋さんの演じる役は原作漫画にはないキャラクターです。しかし、熱演の甲斐もあって原作ファンからも受け入れられ、人気キャラクターとなり、スピンオフ作品の主人公にまでなった。高橋さんにとっては感慨深いものがあるのではないでしょうか」(テレビ情報誌の編集者)
かつては、「CanCam」(小学館)の専属モデルを務めるなどモデル業が中心だったが、その後、女優として仕事の幅を広げた高橋。今回の主演ドラマに対してSNS上では、「ウシジマくんのメアリージュンが1番好き」という声も見られ、まさに高橋のハマり役。また、映画「新宿スワンII」や映画「老後の資金がありません!」などではキャバクラ嬢役でインパクトを残していることから、バイオレンスな女性役や夜の世界の役が似合うという印象を持っている人も多いだろう。
「近年は着実に女優としてステップアップしている印象ですが、さらなる飛躍のためには、“夜の女”のイメージからの脱却も必要でしょう。昨年放送された『アバランチ』では、武闘派の元自衛官役を熱演し、豪快なアクションシーンも好評でしたが、一部からは“怖い”という声も。また、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』での敏腕編集長役や、『大豆田とわ子と三人の元夫』での主人公を支える部下役など、仕事ができる女性も演じてきましたが、どうしても“強さ”が前面に出てしまう印象はあります。ただ、『私の家政夫ナギサさん』では主人公の部下で、建設会社の営業部員という普通のキャラも無理なく演じられているので、そうした役でより存在感を発揮していけるかが、今後の活躍の鍵となるでしょう」(民放ドラマ制作スタッフ)
「闇金ウシジマくん」で演じた、狂気に満ちた凶悪なアウトローはハマり役と評価されたが、プライベートの彼女は真逆の生活を送っているようだ。