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今日(2日)の北海道は広く日差しが出て、札幌でも青空の見られた時間がかなり長くなりました。
札幌では8月後半の日照時間が49.8時間と31年ぶりの少なさとなりましたが、今日の札幌は午後4時までの日照時間が10時間40分と、8月7日以来の日照10時間以上となりました。9月に入って日差しが戻ってきています。

50時間未満は過去50年で2回

8月の北海道は後半を中心に各地で日照不足となり、札幌でも8月後半の日照時間が49.8時間と50時間に届きませんでした。
過去50年のデータを見ても、札幌で8月後半の日照時間が50時間未満となったのは、1980年(36.2時間)と1987年(36.5時間)の2回しかなく、今年は31年ぶりの記録となりました。
しかし、札幌では昨日(1日)は日照時間は7.1時間、今日は午後4時までの日照時間が10時間40分と、9月に入って日差しが戻ってきています。特に今日は8月7日以来、約1か月ぶりに日照時間が10時間以上になりました。

日照不足はまだ続く

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これで日照不足が解消に向かうと良いのですが、明日(3日)以降は再び日差しが少なくなりそうです。
明日から明後日は気圧の谷の接近に伴って次第に雲が広がりやすくなり、水曜日は台風21号の影響もあり、雨や風が強まる恐れがあります。
木曜日以降も日本海に気圧の谷が残るため、湿った空気が入りやすく、雲の広がりやすい天気が続く見込みです。
北海道全体でも同じような天気傾向となるため、各地で平年より日差しが少ない日々が続きそう。農作物への影響なども含めて、今後も注意が必要です。