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今日(17日)の北海道は上空には弱いながら寒気が残っており、西から近づいてきた気圧の谷の影響で日差しが少なくなっています。
その影響で気温の上がり方は鈍く、札幌でも午後3時までの最高気温は16.6度と、20度に届いていません。
もしこのまま気温が上がらず経過すると、今日で最高気温が10日連続で20度未満となりますが、6月の札幌としては過去50年でわずか1度しか観測していない記録的な低温となります。

2週間前は真夏日に

札幌では今月4日月曜日に今年初の真夏日になるなど、6月上旬は暑い日が多くなりましたが、8日金曜日に最高気温が18.1度と20度を切ってから、昨日まで9日連続で20度未満となっています。
今日も午後3時までの最高気温が16.6度と20度未満の気温が続いています。
過去50年を振り返ると、6月の札幌で最高気温20度未満が最も長く続いたのは1988年の10日連続。今日もこのまま気温が上がらず経過すると、ここ50年で1度しかなかった記録に並ぶことになります。

明日は寒さ解消へ

北海道上空の寒気は今日の夜には抜ける見込みで、明日(18日)以降は平年並みの気温に戻りそうです。
札幌のこの時期の平年の最高気温は21~22度で、札幌でも11日ぶりに20度以上の気温となる見込みです。
明後日(19日)はさらに気温が上がり、道内全体では夏日になる所もありそうです。長く続いた低温もようやく解消に向かいます。