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今日(28日)、九州北部や四国で平年より8日早く梅雨入り。5月の梅雨入りは5年ぶりです。関東甲信も長雨の季節が近づいています。

梅雨入りは?

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今日(28日)は九州北部と四国で梅雨入りしたとみられると発表がありました。いずれも平年より8日早い梅雨入りで、5月の梅雨入りは5年ぶりです。今日(28日)は大陸から九州の南に梅雨前線が延び、前線上を低気圧が進み、西日本を中心に雨が降りました。
この先、前線は日本の南に延び、前線上を低気圧が進むでしょう。関東甲信は明日(29日)は午前中を中心に晴れ間がでますが、午後は雲に覆われる見込みです。30日(水)もどんよりした空模様で、昼ごろから次第に雨が降りだすでしょう。早ければこの雨のタイミングで梅雨入りの発表となる可能性があります。31日(木)から6月1日(金)にかけても雨が降ったり止んだりでぐずついた天気となるでしょう。
その後、2日(土)、3日(日)はいったん前線が南下し、関東甲信は広く日差しが戻る見込みです。ただ、4日(月)からはまた前線が関東の南岸付近に延びてくるため、曇りや雨の天気に。遅くとも来週には梅雨入りとなり、平年(6月8日頃)より早い梅雨入りとなる可能性が高いとみています。

梅雨の傾向は?

今年の関東甲信の梅雨の傾向はどうでしょうか?最新の長期予報の資料によりますと、今年の6月は太平洋高気圧の勢力が例年より強まり、梅雨前線が本州付近に停滞しやすい予想です。関東甲信も平年以上に曇りや雨の日が多く、雨量は平年並みか多い予想。例年、梅雨は大雨になりやすい時期ですが、今年はいっそう大雨による災害に警戒が必要です。
7月になると太平洋高気圧の勢力はさらに強まる予想で、梅雨明けは平年(7月21日頃)より早くなる可能性があります。気温も高くなる見込みで、早い時期から夏空が広がり、厳しい暑さとなるでしょう。今後も早いペースで季節が進んでいきそうです。