メイン画像
メイン画像

3月も後半に入り、きょう17日午後には東京でも桜の開花が発表されました。
皆さんの周りには春がやってきましたか?

関東に春の到来を告げる“ヨシ焼き"

画像A
画像A

17日(土)、栃木、群馬、埼玉、茨城4県にまたがる渡良瀬遊水地で春の訪れを告げる恒例のヨシ焼きが行われました。
ヨシ焼きは夏場に日光を遮りながら風を通す葭簀(よしず)の生産が盛んだった1950年代から始まったとされています。冬に枯れたヨシを焼き払うことで害虫を駆除して、春の植物の生育を促す効果があるとされています。17日は渡良瀬遊水地(約3300ha)の約半分ほどのヨシ原が焼かれました。
例年、ヨシ焼きはヨシの狩り取り作業が行われたあとで、
天気がぐずつく前の3月半ばから彼岸ごろに行われています。
ヨシ焼きに立ち会った職員の方は
「昨夜(16日)まで雨雲がかかっていて、天気が心配でしたが、きょう(17日)は朝から青空が広がってホッとした。」
「この冬が寒かったので、ヨシ焼きを境に春は暖かくなってほしい」と話していました。

来週は菜種梅雨・・・

画像B
画像B

3月中旬から4月にかけ、菜の花が咲く頃にぐずつくことを“菜種梅雨"といいますが、来週は全国的に菜種梅雨になります。
日本付近は低気圧や前線の通り道になるためで、全国的に天気がぐずつくでしょう。
特に21日(春分の日)は関東や東海など太平洋側を中心にこの時期としてはまとまった雨になる見込みです。
桜開花が秒読みの所では開花を促す雨(催花雨)となりそうです。
“暑さ寒さも彼岸まで"と言いますが、気温は21日までは関東から北で変動が大きくなります。
その後は全国的に春めいてくるでしょう。