モーターヘッド、レミー急病でフェス出演を直前中止。ジューダスらが穴埋め
モーターヘッド、レミー急病でフェス出演を直前中止。ジューダスらが穴埋め
この記事の写真をすべて見る

 モーターヘッドが4月25日、急病により注目されていたフェスティバルでのステージを土壇場でキャンセルしたことが明らかになった。

 Ultimate Classic Rockによると、同ベテラン・ヘヴィメタル・バンドはフロントマン、レミー・キルミスターに胃の痛みと脱水症状の兆候が見られたため、ブラジル・サンパウロで開催されていたフェスティバル【モンスターズ・オブ・ロック】の出演を直前になって取り止めたとのこと。レミーは検査のため地元の病院に搬送されたそうだ。なお、モーターヘッドがステージに空けた穴は、ギタリストのフィル・キャンベルとドラマーのミッキー・ディーがセパルトゥラのメンバーらと共にジャム・セッションを行った他、その後のジューダス・プリーストが30分長く演奏したという。

 モーターヘッドはここ2年間でショーを何度かキャンセルしている。レミー・キルミスター(69)が2000年に糖尿病と診断されて以来、健康上の問題に悩まされており、2013年には血腫も患っているのだ。バンドのマネージャーであるトッド・シンガーマンは昨年、「彼はひどい糖尿病の問題を抱えていて、日々変化するんだ。その多くは悪習慣によるものだが、もはや難しいだろう。彼はタバコは止めたものの、おそらくジャック&コーク(ジャックダニエルのコーラ割り)はあちこちでこっそり飲んでいる。彼が“止めた”と言ってもそれはウソを付いているんだよ」とUltimate Classic Rockに語っていた。

 モーターヘッドは現在、ニューアルバムの制作に取り組んでいる。

▼▼▼AERA最新号はこちら▼▼▼