ケリー・クラークソンのニューアルバム『ピース・バイ・ピース』が、次週の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”の上位に初登場するであろうことが分かった。全米で3月3日にリリースされた同アルバムについて業界関係者は、3月8日までの週間でおよそ9万ユニット近くのセールスを記録するとみている。
“Billboard 200”では、通常のアルバム・セールス枚数をはじめ、同じアルバムからの配信楽曲セールス数(TEA)およびストリーミング数(SEA)などを含む複数の測定基準に基づき、当週で最も人気のあったアルバムをランキング化している。“Billboard 200”チャートの最新版は現地時間3月11日に公開される。
映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサウンドトラックも有力であることから、クラークソンの初登場1位を断言するには時期尚早だ。3月1日締めの週では、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサントラが10万8,000ユニット(前週から35%ダウン)を売り上げている。
クラークソンは首位に初登場できなかったとしても、トップ10圏内スタートはほぼ確実だろう。これにより同ポップスターにとって同作は7つ目のトップ10アルバムとなる。これまでリリースしたスタジオ・アルバム全5作でトップ3を獲得しており、クリスマス・アルバム『ラップト・イン・レッド』も初登場および最高位3位を記録した。
なお、次週の“Billboard 200”で特筆すべき他のアルバムは、ブランディ・カーライルの『The Firewatcher's Daughter』(3万ユニット予想)、サード・デイの『Lead Us Back: Songs of Worship』(2万5,000ユニット)などだ。