九州北部で発生した豪雨から、ちょうど一週間たったきょう12日(水)。午前中は、梅雨前線の南下に伴い、九州北部の所々で激しい雨が降りました。午後は梅雨前線が九州南部付近で次第に活動を弱めたため、晴れ間が出た所も多くなり、日差しの強まりとともに気温が上昇しました。九州は、今後しばらく大雨の恐れはなさそうですが、これまで以上に暑さが厳しくなる見込みです。体調の管理に十分な注意が必要です。

あす13日(木)、気温が急上昇!

梅雨前線は、あす13日(木)は九州の南の海上へさらに南下し、活動を弱める見込みです。九州南部は昼ごろまで一時雨や雷雨となる所がありますが、九州北部は朝から晴れて強い日差しが照り付けるでしょう。あす13日(木)は、豪雨で大きな被害を受けた福岡県の朝倉市や大分県の日田市をはじめ、内陸部を中心に35度以上の猛暑日となる所があり、急に本格的な夏の暑さが到来する見込みです。こまめな休憩と水分補給で熱中症にならないよう十分に注意が必要です。

14日(金)以降も熱中症に警戒を!

あさって14日(金)以降も、九州付近ではしばらく梅雨前線の活動が弱く、晴れたり曇ったりといった天気が続く見込みです。太平洋高気圧の周辺に沿って暖かく湿った空気が流れ込むため昼夜を問わず気温が高い状態が続く上、強い日差しの影響も加わり昼間の暑さは一段と厳しくなります。避難生活を続ける中で、すでに体調を崩している方も増えてきているようですが、熱中症に対しては、今後、より一層の警戒が必要となります。睡眠不足だったり、体調がすぐれなかったりすると、より熱中症にかかりやすくなります。できるだけ身体を休めて体力を温存するようにし、のどが渇く前にこまめに水分を摂るなど、体調の管理に十分に注意をしてお過ごし下さい。