あすの関東は、朝の通勤や通学の時間は、南部を中心に「本降りの雨」になりそう。夜は北部を中心に「急な雨」に注意。雨の後は、真夏日が予想されている所もあり、「7月並みの暑さ」にも注意が必要です。
この記事の写真をすべて見るあすの雨 「降る時間」と「降り方」を詳しく
9日(火)は、西から雨雲が広がってきています。あす10日(水)は、関東でも雨の予報ですが、詳しくみますと、雨の「降る時間」と「降り方」が変わりそうです。関東で、あす雨の降る時間は、大きく分けて「昼前まで」と「夜」です。
あす昼前まで 南部を中心に本降り
まず、あすの昼前までは、関東南部を中心に、広い範囲で雨が降るでしょう。雨のピークは、今のところ「明け方」という所が多い見込みですが、あす朝の通勤や通学の時間帯も、局地的には本降りの雨になりそうです。
お出かけの際は、大きめの傘があると良いでしょう。足元が濡れないよう、レインシューズもあると良さそうです。沿岸部では風がやや強く吹く所もありますので、傘をさしていても、急にあおられてしまうことも考えられます。雨に濡れて、体調を崩さないよう、お気を付け下さい。
あすの夜 北部を中心に局地的に雨
まとまった雨雲は、あすの昼過ぎには、東へ遠ざかりますが、油断はできません。あすの夜には、上空の寒気の影響で、また北部を中心に、雨が降りやすくなるでしょう。夜の雨は、降ったとしても局地的な雨で、雨の降る時間も短いでしょう。ただ、どこで降ってもおかしくない雨なので、お帰りの遅い方は、雨が止んでも傘をお持ちになると安心です。
11日(木) 7月並みの暑さ
そして、雨の翌日は、また気温がグンと上がるでしょう。
11日(木)の予想最高気温は、熊谷では30度、東京や前橋でも29度の予想です。そのほかも、最高気温は7月並みの所が多くなりそうです。東京では、今年、これまで気温が最も高かったのは、5月6日の28度2分でしたが、その時を超える暑さになる可能性もあります。雨の翌日ということで、気温だけでなく湿度も高めなので、暑さが体にこたえそうです。まだ5月とはいえ、汗をかいたらこまめな水分補給を心掛けて下さい。