台風20号は「非常に強い勢力」となっており、目がくっきりしています。今後、日本のはるか東へ進み、直接的な影響はないでしょう。ただ、日本の南には熱帯低気圧や、まとまり始めた雲があります。

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非常に強い台風20号 目がくっきり

台風20号は非常に強い勢力で日本の東の海上を東北東へ進んでいます。衛星画像をみると目がくっきりしており、発達している様子が分かります。中心気圧は935ヘクトパスカルまで下がっています。今後も日本の東の海上を北東へ進み、日本からはさらに離れていくでしょう。13日の15時にはアリューシャンの南で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風シーズンは終わり?

今年の7月から9月は次々と台風が発生、日本に度々影響を与えました。このところ、ようやく台風シーズンが落ち着いてきたかのようにも思えます。
平年で、台風の発生や接近が多いのは8月から9月にかけてです。ただ、10月でも日本に接近する台風があります。2015年は10月に接近はなかったものの、2014年は10月に2個、2013年は6個も接近した台風がありました。2015年と2014年は11月に接近した台風もありました。
現在、日本の南の海上には台風のたまごである熱帯低気圧があります。そのほかにも、まだ熱帯低気圧にはなっていませんが、まとまりかけた雲があります。台風20号は日本へ直接的な影響はありませんが、日本の南ではまだ台風が発生する可能性があり、もう少し、台風の動向に注意が必要な時期が続きそうです。