シンガーを亡くしたGWAR、悲劇に負けず恒例イベント開催へ
シンガーを亡くしたGWAR、悲劇に負けず恒例イベント開催へ

 米メタル・バンド、グワァー(GWAR)のフロントマン、オーデラス・ウランガスことデイヴ・ブロッキーが先日亡くなったものの、同バンドは恒例のイベント【GWAR B-Q】を今年も開催することを発表した。

 バンドのマネージャー、ジム・フラナガンが出した声明には、“ブロッキーも望むだろう”としつつ、悲劇に負けず同イベントを行なうと綴られているそうだ。ローリング・ストーン誌が伝えている。

 【GWAR B-Q】は8月16日にバージニア州リッチモンドのHadad's Lakeにて開催される予定。その前日にはブロッキーのメモリアル・イベントが同会場で開かれる。

 ブロッキーは3月23日に自宅で亡くなっており、バンドメンバーによって発見された。現在は毒物検査報告を待っている最中で、当局は彼の死に事件性はないとみている。

 同イベントのオフィシャル・サイトでは、“ビール、バンド、バーベキュー、スケートボード場、ウォーターパーク、抽選会、賞品付き参加イベント、セレブリティ・ゲスト他”などと謳っている。

 1984年にコスチューム・ヘヴィ・メタル・バンドとして結成され、“血”をイメージした音楽やライブ・パフォーマンスで人気を博しているグワァー。2011年にもギタリスト、コリー・スムートを心臓発作で亡くしている。