今週は先週に比べると日差しは控えめ。週の初めと終わり頃は雨が降る見込み。ただ、雨が降る日も気温は高めで、極端に寒くなる日はなさそう。
この記事の写真をすべて見る月曜日 関東で「夏日」か
月曜日は低気圧や前線の影響で広く雨が降りますが、“冷たい”雨ではなさそうです。予想最高気温は、大阪は24度と夏日一歩手前、東京は23度です。南風が強まり、関東では25度以上の「夏日」になる所がありそうです。人の多い場所では蒸し暑く感じるでしょう。下は、南風によって暖かい空気が入ることをイメージした図と練馬の月曜日の時系列予報です。
月曜日 北海道も気温は高め
日曜日は二十四節気の「立冬」。暦通り、北海道は寒く、雪や冷たい雨の降っている所があります。札幌の午後1時の気温は5度4分です。月曜日は東部で午前中、北部や南西部で夕方以降に雨が降りますが、寒気は離れます。気温は日曜日より高くなり、札幌の最高気温は12度の見込みです。下のグラフは札幌の最高気温の推移です。これを見ると、日々の気温の変化が大きくなっていることがわかります。この先も気温の変化が大きくなります(ただ、気温の低い日も平年並みくらい)。カゼをひかないよう、お気をつけください。
水曜日~木曜日は晴れ間
月曜日に雨を降らせる低気圧や前線が次第に日本の東へ離れ、火曜日は九州から東海で晴れ間が戻りそうです。そして、水曜日~木曜日は高気圧に覆われるため、関東や東北、北海道も含めて、晴れる所が多くなるでしょう。最高気温は九州から東海で20度前後まで上がり、昼間は日差しが心地よく感じられそうです。関東は17度くらいで、北よりの風が少しヒンヤリするでしょう。
金曜日には高気圧が日本の東へ遠ざかり、九州から関東は雲が広がりやすくなります。黄海付近には低気圧が発生し、本州付近へ進む土曜日は、九州から東北南部の広い範囲で雨が降りそうです。ただ、九州から東海は最高気温が20度前後と、雨のわりに気温は高いでしょう。