そういう意味で、日本代表史上最高品質の玄関マットは、ザックジャパン(アルベルト・ザッケローニ監督)の右サイドバックを駆け抜けたウッチーこと内田篤人(30)にちがいない。

 かわいー、セクシー、何着ても似合うー。はいはい、そうですね!という賛辞が雨アラレと降りそそぎ、女性誌「anan」の表紙を上半身裸で飾った。

 バラエティー番組に出れば、ジャニーズのタレントよりもスタイルよし。

 さらにフジテレビの月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」にもゲスト出演。これがまた、よくサッカー選手がドラえもん映画とかでゲスト声優やる時みたいな、自分役じゃないんだ。

 ちゃんとEXILE AKIRAの就職相談に応じるハローワークの相談員役なんだ。なんなの、ウッチー。引退後、朝ドラでヒロインの旦那役やってても不思議じゃない。

 彼が結婚するという第一報が流れた瞬間、SNSが阿鼻叫喚に包まれたのもなつかしい。(漫画家&TVウォッチャー・カトリーヌあやこ)

AERA 2018年12月17日号より抜粋

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