衛藤美彩(写真:REX/アフロ)
衛藤美彩(写真:REX/アフロ)

 日本代表が14年ぶりの優勝を果たし、列島を熱狂の渦に巻き込んだWBCの閉幕から間もなく1カ月。世界一に輝いた選手はもちろんだが、彼らを支えた妻たちにも関心が集まっている。なかでも特に注目度がアップしているのが、右手小指を骨折しても出場し続けた源田壮亮内野手(埼玉西武ライオンズ)の妻で、タレントの衛藤美彩(30)だ。

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 衛藤はもともと「乃木坂46」の1期生で、人気フロントメンバーとしてグループを牽引。2019年の卒業以降は、ファッションモデルや女優として活動の幅を広げてきた。源田選手とは、出身が大分県で同年齢という共通点もあり、スポーツ番組でのインタビューをきっかけに意気投合。その後、交際に発展して19年に結婚。昨年1月には第1子が誕生している。

「乃木坂46時代は“美容番長”とも呼ばれ、ルックスや美肌はグループトップクラスでした。また姐さんキャラの『みさ先輩』という愛称で親しまれ、後輩から慕われる存在でした。お酒好きをアピールしていたので、誕生日に他の子たちにはケーキなどが用意されるのに、衛藤さんには日本酒が出されたこともあったといいます。乃木坂46の『公式お兄ちゃん』で長年共演していたお笑いコンビ『バナナマン』も衛藤の徹底したキャラづくりに一目置いていたそうです」(テレビ情報誌の記者)

 人気アイドルから一流野球選手の妻へ……一見、順風満帆に見える衛藤の人生だが、幼少期は車椅子生活をしていた時期もある。自身のインスタグラムのストーリー(21年2月9日)で、闘病中のファンから「エールください」とのコメントを受け、「私も5歳のときに足の病気、骨肉腫の腫瘍ができ手術をし、ずっと車椅子生活を送っていました」と明かした。「治ったのは奇跡だと思う。だから、生きてるって凄いこと」と思いをつづり、「辛い治療もたくさんあると思うけれど絶対に良くなります!!!」とエールを送っていた。

 乃木坂46時代もすぐに人気メンバーになったわけではなかった。週刊誌の芸能担当記者は言う。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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乃木坂46時代の初期は人気低迷