メンバーが集合したポスター(前列左から3番目が小泉博、一番右が佐々木ヨーコ。中列左から4番目が堀井由美子)
メンバーが集合したポスター(前列左から3番目が小泉博、一番右が佐々木ヨーコ。中列左から4番目が堀井由美子)
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 70年代、ローラースケートブームを生み出した「ローラーゲーム」。東京ボンバーズのメンバー・タイガー森(森文雄)さんが、当時の実情を明かした。

【写真】結末を予感していた?あのとき辞めて良かったと話すメンバーはこの人

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 1972年の夏に東京ボンバーズが結成されたとき、テレビ放送は決まっていませんでした。オーナーのプッシュで東京12チャンネルの敏腕プロデューサーが動いてくれて放送が決まり、僕たち、ハワイで手をたたいて喜んだのを覚えています。

 ただ、その年の10月から放送が始まってすごく人気が出て……怖かったです。タクシーの運転手をしていたんですが、お客さんから「タイガー森じゃないの?」と聞かれたりして……ただ人気が出ただけで、それに見合う生活ができてた訳じゃなかったので。

 驚かれるでしょうけど、この時点でボンバーズの選手としての給料をもらってなかったんです。皆がローラーゲームで食べていけるだけの給料をもらえるように契約交渉する必要がありました。

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