放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、ネスプレッソの「クレアティスタ・プラス」。
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番組の打ち上げには欠かせない“景品”にピッタリなモノとは、出せば絶対に盛り上がるに違いないのだけれど、自前で即決が難しいモノなのではないか。
もし、そういうモノが一人暮らしのADさんに当たったりしたら、「これは、会社で使おう」「いや、スタッフルームに置いて、収録のときだけスタジオの前室に置こう」などとエライさんから提案があるに違いない。
カプセルコーヒー、専用コーヒーメーカー、トータルサポートによる“こだわりのコーヒーブランド”「ネスプレッソ」の最高機種にして新製品、「クレアティスタ・プラス」は、直営チャネル限定販売なれど、早くも“景品”として指名買いされるモノの一つだ。
7万200円。番組の打ち上げの景品としては、特等の部類に入るが、値段の紹介のみならず、ぜひとも箱から本体を出して、参加者の「おーーーー」というリアクションをとりたい代物。なんなら、デモンストレーションをしても盛り上がること必至だろう。
メタルな見た目は、洒落たカフェのカウンターに設置されているかのよう。さらに、「リストレット」「エスプレッソ」「ルンゴ」という3種のコーヒーに加え、「カフェラテ」「カプチーノ」「フラットホワイト」「ラテ・マッキャート」「フォームミルク」という5種のミルクメニューを楽しむことができるのだ。
パッと見で、専用のミルクジャグが付いていることがわかるが、「全自動ミルクスチーマーを搭載しているため、豊富なミルクメニューに対応している」と改めて説明を聞くと、これ一台あればカフェがオープンできるのではないかとさえ思ってしまう。