2月24日、都内で元AKB48のアーティスト板野友美(26)が、同月19日に発売した写真集『Wanderer』(講談社)の出版記念イベントに登場した。
板野は今作について「コンセプトは自分らしさ」と、自然体での撮影を強調した。写真集は全160ページで、ロサンゼルスに1週間滞在しての撮影だった。
写真集では、ファン垂涎の下着姿も初披露。自身の“色気”について報道陣から質問されると、
「いやあ、変わらないですね(笑)。26歳になったので、大人になった私も見てもらえたらいいな」
と白い歯をのぞかせ、さらに、
「彼になった気持ちで一緒に泊まったとしたら、みたいな形で見てもらえたら」
と照れ笑いを見せながら答えた。
肌の露出は増えているが、メディアでの露出はかつてに比べれば減っている印象は否めない。セクシー路線を進んでいるが、アイドルとして隆盛を誇ったAKB時代の人気は今も続いているのだろうか……。その心配は取り越し苦労だった。
正午過ぎから開催された写真集の「お渡し握手会」では、ファンが長蛇の列をなした。その長さ100メートルほど。年齢層はさまざまで、30~40代の男性を中心に、シニアの男性や小学生の親子連れのほか、女子高生らも並んでいた。
板野との対面を終えた埼玉県在住の40代の男性は、誇らしげに写真集の分厚い束を見せてくれた。
「デビュー当時から応援しています。写真集は5冊買いました。ツーショット写真も撮れたし、何より笑顔を見ることができたので満足です」
肌の露出について聞くと、
「脱がなくてもいいとは思うんですけど……。でも色っぽいですし、板野さんを応援する気持ちに変わりはないです」
と複雑な表情に変わった。
ロサンゼルスでの1週間は「自分探しの旅だった」と振り返り、今後はドラマにヒロインとして出演したいと語った板野。これから歌手として初めてのバンドツアーも控えている。自分探しの旅は続く。(秦正理)
※週刊朝日 オンライン限定記事