

放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、おにぎり専門店「Onigily」について。
【オシャレな『Onigily』のサンドイッチの写真はこちら】
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局弁やロケ弁に「オシャレおにぎり」が台頭していることは、昨年も書かせていただいた。
同時に都内では、おにぎり専門店が増えていて、バラエティーに富んだ具材や、昔ながらの三角や俵形ではないカタチのモノも。あの「おにぎらず」も、おにぎりトレンドから誕生したと言っていいだろう。
おにぎり専門店の中でも、人気タウン・中目黒にあって、その屋号からも明らかにオシャレとわかるのが、『Onigily』である。
「その日の仕入れ状況により、定番の具から、肉巻きみそ塩麹味、明太子クリームチーズ、味付き半熟玉子などの変わり種まで5~7種」「長野県産コシヒカリを使用」「惣菜も提供」という触れ込み。テレビ局で見かけるのは圧倒的に「おにぎり2+おかず3」のパック、600円(税別)也だ。
「おかず」は、からあげ、かぼちゃサラダ、ポテトサラダ、ピリ辛きゅうりなどで、おにぎりとの組み合わせや内容が、その日によって異なることも「飽きない」と人気である。
そんな「おにぎり専門店」にサンドイッチがあることは、テレビ局の現場では、あまり知られていないハズ。
しかし、女性のアシスタントプロデューサーや番組デスクの間では、「ちょっとした打ち上げなどに使える」「インスタ映えする」と既に評判なのである。