20周年を迎えるKinKi Kidsが、デビュー当時を語る(※写真はイメージ)
20周年を迎えるKinKi Kidsが、デビュー当時を語る(※写真はイメージ)

 1997年7月21日にシングル「硝子の少年」とアルバム「A album」の同時発売でCDデビューしたKinKi Kidsが、今月20周年を迎える。新曲「The Red Light」の発売をはじめ、記念コンサート、音楽番組「LOVE LOVE あいしてる」(以下、「LOVE LOVE~」)やドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」(以下、「未満都市」)の復活など、イベントが目白押しだ。堂本光一さんにこれまでのことや、これからについて聞いてみた。

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──20周年を迎える感想は?

 正直、20年という感覚がないんですよね。CDデビューする前から歌番組に出ていたし、コンサートもしていましたから。そのときは自分たちの曲がないから、どの曲をやろうかと先輩の曲から探すわけです。そこからですね。自分たちをどう見せるか考え始めたのは。

──デビュー前後の忙しさは、かなりのものだったと。

 地獄でした(笑)。たとえば「未満都市」(1997年)というドラマの撮影は、朝7時に始まって、終わるのが朝4時、そしてまた朝7時入りだったりするんです。それが週5日、3カ月続くわけです。

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