自宅もかつては億ションだったが、いまは普通のマンションに引っ越しているという。


 KAT―TUNで一躍スターになった経歴からすれば、生活の水準も下げたいまの状況は、決して満足できる物ではなかったはずだ。

 前出の芸能ジャーナリストはこう語る。

「デビュー当時から薬物のうわさはあった。バンド活動がうまくいかないなか、世間の悪いイメージに、自らのみ込まれていったのかもしれない」

 26日には東京都世田谷区の自宅が捜索された。同じマンションの住民は驚きを隠せない。

「駐車場には田中さんの黒いワゴン車がいつも止まっていた。車でちょっと出かけて、5分ほどでコンビニの袋を持って帰って来ていた。物静かな方で、こんなことになってびっくり」

 自宅近くのコンビニの店員によると、お酒やタバコ、スナック菓子などをかご一杯買っていたという。

「腕など体のあちこちにタトゥーがあった。半年くらい前まではやせている女性と2人で来ていたが、最近は一人だった。数年前にはKAT―TUN元メンバーの赤西仁と一緒に来たこともあった」

 自宅のベランダでは、「家庭菜園」をしていた。オクラやフルーツトマト、きゅうりなどを植えていて、ブログで成長の様子を公開していた。

 田中容疑者は大麻は「自分のではない」と、逮捕時には容疑を否認していた。再びステージに立つ日は来るのだろうか。(本誌・秦正理、上田耕司、太田サトル)

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