3月15日に、47枚目のシングルとしてリリースされる両A面の「Can’t Get Enough/ハナヒラケ」では、色気漂う大人っぽさと、明るくポップな魅力、両方を見せてくれるV6。一昨年、デビュー20周年を迎えて、新たな局面に突入した彼らが、この先目指すものとは?
──ソロ活動も充実している6人。お互いの活動は意識されてますか?
井ノ原快彦:ソロ活動のときも、常に5人のことを思いながらやっています。昔はドラマに出たとき、エンドロールに流れる「V6 井ノ原快彦」の「V6」が早くとれるように頑張らなきゃと思っていたけど、今はむしろつけてほしい。
三宅健:メンバーの活躍は、素直にうれしい。舞台があれば必ず見に行きます。
森田剛:メンバーが見に来ると(客席が)ザワザワするから、今日は来ているのかな~って。井ノ原君は楽屋に来て泣いてくれたりした。
井ノ原:だって感動したもん。素晴らしい作品が森田剛にたどり着いた。その奇跡に立ち会えたことが、本当にうれしい。
──20th Century(トニセン)、Coming Century(カミセン)、そしてV6の良さについてどう思いますか。
岡田准一:トニセンには安心感と安定感がある。舞台「戸惑いの惑星」を見に行きましたが、3人でうまくコミュニケーションしているからこそできる、チャレンジングな内容だった。
森田:トニセンはJr.時代が長かった分、そのときの絆が今も続いてる感じがする。
三宅:仲いいよね。今でも3人で誕生日プレゼントを交換してるんでしょ?
坂本昌行:会う機会が少ないからね。そういう習慣を作ることで、コンタクトを取り合ってる部分はあるかな。
長野博:カミセンは一人ひとりに強い個性があって、それがうまく混ざりあってる。
坂本:トニセンの年齢を言っても驚かれないけど、カミセンの年齢を言うと「もうそんなになるの?」って驚く人は多い。そういう意味では、V6の方向性を作ってきたのはカミセンとも言える。今回のシングルも「V6も大人の曲が歌えるようになったね」って言ってもらうけど、ずいぶん前から大人だし(笑)。そのふり幅の大きさはカミセンの魅力だと思う。