マーティン・スコセッシ(映画監督)/1942年、米国でイタリア系移民の家庭に生まれる。ニューヨーク大学の映画学科に学び「タクシードライバー」(76年)などの映画を監督。日本映画にも造詣が深い。私生活では5度結婚=10月19日、遠藤周作の小説が原作の映画「沈黙─サイレンス─」の完成を前に来日し、出演の窪塚洋介(左)、浅野忠信(右)と会見(撮影/岡田晃奈)
マーティン・スコセッシ(映画監督)/1942年、米国でイタリア系移民の家庭に生まれる。ニューヨーク大学の映画学科に学び「タクシードライバー」(76年)などの映画を監督。日本映画にも造詣が深い。私生活では5度結婚=10月19日、遠藤周作の小説が原作の映画「沈黙─サイレンス─」の完成を前に来日し、出演の窪塚洋介(左)、浅野忠信(右)と会見(撮影/岡田晃奈)
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 このスリーショット、おもしろいよな。まず窪塚洋介クンはスリーピースとツーブロックの髪形で、ちょい枯れ男を演出したのかね。でもパーカーにも合いそうな靴だったりで、どっかこなれてない。やっぱり彼はチャラいストリート系が一番。背伸びしてる感がありありだよ。

 かたや逆のアピールをしているのが浅野忠信クン。ここであえてベージュのスーツを選ぶあたり、若さへの執着が見えるもの。実はあたしは彼のファンなんだけど、やっぱりスーツに煩悩が見えるわな。

 そこで、真ん中の真打ち、マーティン・スコセッシ監督の登場だよ。一見、腹話術の人形……いやいや、小さめサイズといい、サテンのチーフといい、スーツの色気アピールにまったく手抜きがない。極めつけは、クロコダイルのコンビの靴だよ。足元にこだわる男は女好きが多いっていうけど、女性カモーン!っていうメッセージを全身から痛いほど発してるよね。

 ま、若いけど、迷いが見える2人に比べたら、迷いゼロで色気アピールまっしぐらの巨匠のスーツのほうが、断然かっこいいよな。2人もよく見て、こういう巨匠、目指してくださいって。(構成・福光恵)

※週刊朝日 2016年11月4日号

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