「育てて頂いたTBSで、入社当時からの看板番組に携わることができ、本当に幸せ。気負わずに全力でやらせて頂きたいと思います」
「育てて頂いたTBSで、入社当時からの看板番組に携わることができ、本当に幸せ。気負わずに全力でやらせて頂きたいと思います」
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「子どもをはじめ、周りの大事な人たちが最後まで背中を押してくれたことで決断できました」

 古巣のTBSで、報道番組「NEWS23」のレギュラーキャスターとして復帰したフリーアナウンサーの雨宮塔子(45)。7月19日、報道陣の取材に笑顔でこう語った。

「育てて頂いたTBSで、入社当時からの看板番組に携わることができ、本当に幸せ。気負わずに全力でやらせて頂きたいと思います」

 1993年に入社し、「どうぶつ奇想天外!」「チューボーですよ!」などを担当し、局の“看板アナ”として活躍した。99年に退社し、その後フランスへ。2002年にパティシエの青木定治氏と結婚し、翌年に長女、05年に長男を出産した。

 昨年3月の離婚後もパリ住まいだったが、昨年末に同局の番組「報道の日」のキャスターを務め、高い評価を得た。それがきっかけで、17年ぶりのレギュラー復帰が実現した。

 渡仏経験で、「悪く言えば図々しく、よく言えばちょっとのことでは動じなくなった」という雨宮。親交のある女性誌関係者は「離婚を経て、たくましさに磨きがかかった」と話す。

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