「若い衆が電話で事故を知らせてきたので、『でかい抗争になる。準備をせなあかん』と招集をかけた」
子分たちに、車で梅田に向かって現場を確かめるよう指示をしたという。
「現場では、うちの若い衆が、別の組の顔見知りと出くわし、お互い苦笑いしとったそうな。昔、事件で世話になった刑事もいたというから、みんな考えることは同じやな」
何が“一触即発”の引き金になるかわからない。突然死による事故にも、暴力団の抗争にも巻き込まれたくないものだ。
※週刊朝日 2016年3月18日号