カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/今村拓馬)
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※写真はイメージです(GettyImages)
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 好きな人やお世話になっている人にチョコレートを渡して気持ちを伝えるバレンタインデー。お笑い芸人のカンニング竹山さんは「もらう男のほうだって、100%嬉しいわけじゃない」と訴える。

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 もうすぐ2月14日です。バレンタインデー反対のオジサンって、実は世の中に結構たくさんいるって知っていますか。

 僕も当日に収録があれば、女性のタレントさんやアナウンサーさん、スタッフの方が気を使って義理チョコをくれたりしますし、レギュラー番組や特番などいろいろな仕事が重なれば、10個以上もらうこともあります。

 だけど、そもそもチョコレートが嫌い……。「いりません」とも言えないし、家に持って帰っても妻もパクパク食べるわけじゃなく、知り合いの子どもにあげたり、ちょっといいものはお店に持って行って配ったりしています。それでもなるべくお返ししたいと思うんですが、仕事関係でいっぱいもらちゃうと、誰からもらったのかメモしておかないとわからなくなるんですよね。男だって面倒だったりするから、返さない人も結構います。世間的には“返還率”3割ぐらいでしょう。僕はハンカチやハンドタオルをお返しにするけど、それだって結局は妻に頼んで買ってもらっているし、お互いに金だけかかっていて、よくよく考えると全く意味がない。

 それに根本的なことですが、女性から男性に告白するっていうルールも何となく許せないんですよね。ちょっといい感じで微妙な関係なら、「男のお前が先に言わんかい!」っていう気持ちもある。チョコレートを贈るっていうのも、結局は企業が仕掛けた日本独自のものでしょ。

 女性側は「あげなきゃ」というプレッシャーがあるだろうし、金もかかる。もらう男としても、大人になったら100%嬉しいわけじゃないのが本音です。恋人がいたり家庭があったりするとどうせ義理だと分かっているし、20代、30代になってからチョコを手に「本命です」って言う女もちょっと重くて怖い。男も引きますよ。

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廃止論に「非常によくわかる!」 でも…