今回の件に関しましても、明石家さんまさんに「芸人のことを考えてやってほしい。もちろん会社の立場もあるやろうけど、もし(契約)解除するんだったら俺が手伝ってやってもいいか?」と言われました。
松本(人志)さんからは「そういうちょっと間違いを犯した子たちをサポートできるような環境をつくってそれを俺も手伝う」ということもおっしゃっていただきました。
その他、いろんなタレントさんやあるいは、大阪で頑張っていただいているベテランの方や、叱咤激励を受けました。会社としましては、このような本当に素晴らしい芸人、タレントさんの思いに応えきれていないことを、非常に反省しております。
これからその方々の思いを受け止め、そのような受け止められる組織をつくることを実現できるよう進めて行ければと思っております。
以上の通り、コンプライアンスの徹底、芸人、タレントのファーストの取り組みを必ず進めて、世界中の人に描いが届けられるような会社を目指して行ければと思います。
つきましては、この2つのことに関して、社長として至らなかったことに対して、50%の減俸を1年間続けることといたします。会長の大崎からも同様の申し出があり、同様に50%、1年間の減俸とすることを合わせてご報告させていただきます。
加えて、吉本の素敵な芸人さんを応援してくださっている方々、テレビの前でお笑いを楽しみにしてくださっている方々。吉本に所属してくれている才能あふれるお笑いを志す人々やアーティストやスポーツ選手等、すべての芸人、タレント、社員、全員は宮迫君と亮君の会見を見て、不安を感じたと思います。
冒頭に事実経過を説明させていただきましたが、本日はみなさんが疑問、不審に思っていることにつきまして、正直にお話をする機会をいただきたく思い、本日の会見にいたりました。忌憚のないご意見、ご質問を頂戴できればと思います。よろしくお願いいたします。
(AERA dot.取材班)