これまで非モテキャラや妬みキャラ、ゲスいキャラを前面に押し出しつつも、じつはいい人であることは多くの芸能人がSNSなどで2人の結婚を祝福していることでも察しがつくだろう。
そうした中、当の山里本人は結婚会見で、「今回、『“ビジネス非モテ”じゃないか?』と言われていますが、蒼井さんが僕のことを好きになって頂いただけで、そこまでモテモテだったわけじゃない」や「1回、こんな素敵な人に『好き』と言ってもらっただけで、ここまで生きて来た何年かが裏返ることはない。モテてない事実はずっとある」と弁明し、『これからもモテないところで戦い続けたい!」と宣言。
妬みキャラやゲスいキャラについても、「引き続き人のことを妬むし、ひがむと思う」とし、「モテなかった人間が結婚して変わるんじゃないかと言われても、それは変わらない。僕が噛み付くのは器の小ささから来るもので、状況が変わったって器は小さいし、イライラはする」と話し、今度も独身時代と変わらぬキャラクターを貫くことを宣言した。
前出の放送作家は、「人気女優と結婚し、あれだけ素晴らしい結婚会見をして世間の好感度を上げて、今さらこれまでどおりのキャラクターを貫くのは難しいでしょう。妻の蒼井さんは、山里さんの仕事に対する姿勢にかなり尊敬や理解を示しているとはいえ、さすがに周囲もこれまで培ってきた女優としてのイメージを意識するでしょうし、夫の山里さんもそのあたりは意識するでしょうし」と懐疑的な見方をする。
そのうえで、こう語る。
「お笑いの世界もビートたけしさんやタモリさん、明石家さんまさんの“BIG3”がいまだに現役で世代交代が遅々として進まない中、情報番組のMCやコメンテーター、俳優、グルメタレントなど他ジャンルに進出する芸人も増えていますからね。モデルでタレントの木下優樹菜さんと結婚したFUJIWARAの藤本敏史さんや元モーニング娘。の藤本美貴さんと結婚した品川庄司の庄司智春さんは結婚、出産を機に家事や育児にも積極的なイクメンパパとして仕事の幅を広げていますし、女優の佐々木希さんと結婚したアンジャッシュの渡部建さんも近年はグルメタレントとしても活躍し、お子さんが生まれた今後は家事や育児関連の仕事のオファーが増えると見られています。山里さんに関しても、今回の結婚で好感度が上がったことに加えて、元々一流大学卒という学歴もあるし、今後はこれまで以上にお笑い以外のジャンルの仕事が増えていくのではないでしょうか」
かつてラジオ番組で「以前から“ちょっとエッチな池上彰”を目指してきた」と冗談まじりに語っていた山里だが、その言葉が現実になる日も近い!?(立花茂)